ファンは推しメンに似てくる。-『ぎっしり歯ぐき』リリースイベント-
空き時間を有効活用すること。
意識しながら過ごせている気がする。
少しずつ、少しずつ、毎日の充実度を上げていこう。
ファンは推しメンに似てくる。
『類は共を呼ぶ』
何て言葉もありますけども。
アイドルの世界に長らく足を突っ込んでいると、
『ファンは推しメンに似てくる』
何て言葉もよく耳にします。
グループアイドルを応援しているファンはというと、
例えば大所帯アイドルグループなんかを応援しているファン達は
それはもうさまざまな価値観や世界観を持ったファンたちがいて、
ファンのサラダボウルなんて言葉も生まれる勢いかもしれない。
AKBや乃木坂、ももクロを通ってきた私はいろいろなファンを見てきたが、
『ヘビーローテション』の頃、全盛期のAKBのファンは本当に様々なファンがいた。
じゃあ、
今大好きな眉村ちあきさんの現場にはどんなファンの方がたくさんいるのか。
『ぎっしり歯ぐき』リリーズイベント at 渋谷ヴィレバン
仕事終わりに行ってきたイベントで、
私は眉村さんとそのファンの暖かさに触れた。
① 迷ってたら誘導してくれた。
開場直前、CD購入時にもらった整理番号をもってさまよっていたら、
列に並んでいた人が声をかけてくれて、自分の番号を教えてくれた。
『◯◯番台はもう少し前ですね〜』
なんて、声をかけてくれて、ぼっち参戦の私はめちゃくちゃ救われた。
ありがとう、あの時のマユムラーさん。
② 後ろの人が見えるように。。
会場はなかなかに人がおし寄せていて、
横に広いというよりも縦に長くファンがイベントを観覧していた。
そんな光景を見かねた眉村さんが、
『後ろの人入れないから、前の人帰らせよう』
なんて冗談を冒頭で言い放ち、イベントは始まった。
そしてイベントは中盤。
ノリノリでライブの定番曲『ナックルセンス』。
眉村さんはライブ中毎回と言っていいほどステージから降り、
客席に乱入してパフォーマンスをする。
最近ではファンの上に乗っかるダイブパフォーマンスも毎回やっている。
そんな眉村さん、今回もいつものように客席に乱入。
ヴィレッジヴァンガードで開催されていたということもあり、
会場のサイドにディスプレイされていた奇妙な雑貨に興味を示したのか、
客席のサイドへ移動し、歌を歌い出した。
会場の客席ゾーンなど、
言ってしまえばただの販売フロアなので、傾斜もクソもない。
眉村さんは女の子なので背も大きいわけじゃない。
『後ろの方の人がパフォーマンス見れなそうだな。。』
なーんて思っていた私だが、そんな心配は無用だった。
前方にいたマユムラーさんたちが、一斉に座りだした。
このこうけいをみたとき、私は強く感動した。
『ああ、マユムラーさんは本当に優しい人たちだな。。』
眉村さんが促したわけでもない。
誰かが声かけをしたわけでもない。
マユムラーさんたちが、ゆっくりと腰を下ろしていった。
③ 渋谷で見た彼女の涙。二度目。
冒頭から何度か、
『今日嫌なことあったー??』
と呼びかけていた眉村さん。
自分がなにかあったのかなー、と思っていたのですが、やはりそうだったらしく。
詳しいことは何も言わなかったけれども、
『でもさー、嫌なことがあったけどさー。
今日1日の終わりにみんなに会えると思ったらさー。
頑張れた。』
そーんなことを言っていた眉村さん。
『ここにくるタクシーの中で号泣してた』と、涙をこらえて言う眉村さん。
『1日の締めにライブがあってよかった。
こんなにたくさんの人がきてくれた。
入りきってないし。ありがとう。』
自然と拍手が起きる会場。
感動して涙してしまった。
周りを見渡すと、ホロリときているマユムラーさんもちらほら。
その流れからの、『なんだっけ?』
どうしたんだよって感じ。
こんなもん泣くわな。
ぼくが初めて眉村さんのイベントにきたのも渋谷。
その時も、イベントが終わりたくなくて泣き出していた眉村さん。
彼女の涙を渋谷で見たのは、二回目でした。
眉村さんとマユムラー
マユムラーのみなさんは、
眉村さんがどんな人間なのかはなんとなくわかっているだろうし、
マユムラーさんがどれだけ暖かいファンの方達なのかも
なんとなくわかっているでしょう。
素敵なアイドルには素敵なファンが集まってくるんだなぁと、
心から感じた1日でした。