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ハロウィン・ナイトと秋元康

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ハロウィンですね。

今日は何台の軽トラが倒されるんでしょうか。  

 

ハロウィン・ナイト

 

ハロウィンに特別な思い出は何一つないんですけど、

思ったことが一つだけあって。

 

AKB48にハロウィン・ナイトって曲があるんですよ。

 


【MV full】 ハロウィン・ナイト / AKB48[公式]

 

指原さんがセンターを務められている曲なんですけどね。

私の世代の周りの友達なんかは、特に大学の友達はアイドル好きも割といるし、

なによりも私がアイドルの話ばかりしていたこともあって、アイドルには反応する

人も多く、みんな割と知っている曲なんじゃないかなあと思います。

 

その他の人たちが どれだけ知っているのかは知らないです。正直。

 

でもこの曲にはすごいと思うところがあって。

 

ハロウィンをテーマにした曲って、他になくないですか?

 

いや、全然あるのかもしれません。

というか、あるでしょう。私に知らないところで。

でも、私は知りません。

 

アナウンサーをやっている友人がいて、この間こんなことを言ってました。

 

『ラジオの有線で秋っぽい曲を探してるんだど、なんかないかな。

 俺はハロウィンナイトくらいしか思いつかない

 

そう、ハロウィンナイトが最も知名度があるんです。

 

秋元康のマーケティング

 

 

で、何が言いたいかというと。

 

ハロウィンが日本で騒がれだしたのって、本当に最近の出来事じゃないですか。

 

特に渋谷のハロウィンが話題になって、メディアに取り上げられるようになったのも

私が大学生ときくらいから。6年前くらいでしょうか。

 

そのブームに気付いて、

知名度も影響力もそれなりに持っていたAKB48にハロウィンの曲を歌わせた秋元康。

 

考えてみたら本当に単純なことなんです。

ハロウィンが話題になってるから、その歌を歌ったらヒットするのではないか。

 

それくらいのことは誰でも簡単に思いつくでしょう。

でも簡単に思いつくからこそ、なんのひねりもない安直なこの考え方って、

クリエイターとして、たくさんの人の支持は受けないと思うんです。

却下されるんじゃないかと思うんです。

 

何を考えてハロウィンナイトを作ったのかは知りません。

 

ただこの安直な曲が世に出された理由の一つとして、

 

ハロウィンブームの世の中に、まだ影響力のある曲が出ていない

 

ってことが挙げられるのではないかと思うんです。

 

ハロウィンの時期になると、近年は毎年メディアもたくさん取り上げますし、

街でもハロウィン商法を利用した商品がたくさん並びますよね。

 

メディアも、お店も、そのハロウィンに合った音楽を流したいと思いますよね?

 

こうしてメディアではハロウィンナイトが流れ、

街でもハロウィンナイトが流れ、

ハロウィンの定番の曲になれば、

この先もずっと変わらず定番の曲として歌い継がれるだろう。

 

そう考えた者もいたのではないのでしょうか。

実際にはそこまでハロウィンの定番の曲としては定着していないけれど、

ちょこちょこメディアなんかでは耳にします。

 

これ、正直中途半端じゃないですか。

そこまで定番にもなっていないハロウィンの曲を、

秋元康のマーケティングと無理やり結びつけて。

なんでそんなこと考えたの?って。

 

これ、いちばんなにがいいたいかって、

 

秋元康といえば、

 

 

    『バレンタインデー・キッス』を、

    ”バレンタインデーの定番の曲”として

     定着させた男だからですよ