元ADの楽しいエンタメ生活

テレビや映画やお笑いやアイドル。楽しいエンタメとおいしいもの情報をお届けします

関東芸人とM-1グランプリ2004と12歳の私。

f:id:wakita0810:20191203081208j:plain

  

 

2019年のM-1グランプリが終わってもう2週間もたつのでしょうか。

西のダークホース、"ミルクボーイ" が優勝を勝ち取りましたね。

 

natalie.mu

 

今年のM-1は決勝進出者の10組中7組が初出場ともあって、普段からお笑いに浸かっている人でない限りはほとんどが知らない芸人さんだったのではないでしょうか。

 

個人的に”無名芸人が一夜で大きな爪痕を残す”ところが大好きな私にとっては、今年のM-1はここ数年で一番心揺さぶられましたね。

 

そんな盛り上がりを見せたM-1ですが、それと同じくらいお笑い界を揺るがす出来事がこの年の瀬にもう一つございましたね。

ただひたすらネットニュースになってTwitterのトレンドにも入っておりましたのでもう全員ご存じかと思いますが、

 

11月29日の”脱力タイムズ“であのアンタッチャブルが10年ぶりにコンビとして共演、漫才を披露されました。

 

natalie.mu

 

私も日刊大衆の記事を半分鵜呑みにし、まあ番組は面白いしとりあえず見よっかなという気持ちでテレビの前にいました。小手さんが出てきたあたりで”やっぱりね”という気持ちになったのですけれど、彼が一度はけた時には心の中のドキドキがとまりませんでした。

 

やっぱり心のどこかでずっと期待をしていたし、この瞬間を心待ちにしていたし、有田の番組ならこの流れでやりかねないとも思っていたのでしょう。 その予想は的中し、危うく涙が出そうになりました。

 

そんな漫才を見ていると、やはり思い出してしまうのは2004年のM-1グランプリ。

 

その大会は彼らが優勝したものでもあり、私が漫才の世界に引き込まれるきっかけとなった大会でもありました。今思い返してみるとお笑いに魅了されていた関東の人間としては、あれほどの衝撃ってM-1の歴史上一番のような気もします。

 

非関西よしもと芸人としては2007年、サンドウィッチマンが史上初の敗者復活から優勝を勝ち取った事が印象強いですが、実は初めて非吉本の関東勢がM-1で優勝したのってアンタッチャブルなんですよね。

 

もちろんサンドウィッチマンさんは大好きですし、今でも敗者復活から上がってきたあの勢いと衝撃とワクワクは忘れないし、オール巨人さんが”もう一本こんなネタあったらどえらい事になりますよ”と言ったそれが、その数十分後には証明されてしまったことも覚えています。キングコングさんとトータルテンボスさんのどうしようもない悔しさの表情も。

 

それでもあえてここは、2004年の衝撃を是非知って欲しいなと思います。

 

M-1過去14年の歴史を振り返ってみると、その優勝者を見る限りはやはり関西勢の圧倒的強さが印象的です。

 

f:id:wakita0810:20191203082709p:plain

 

14回中10回が関西の漫才師ですね。そのうち9回が関西よしもと勢。非関西を含めても11回、吉本の漫才師が優勝をしています。それだけ巨大お笑い集団吉本の強さが見えますね。

 

一方で非関西よしもと勢で優勝したコンビは、アンタッチャブルとサンドウィッチマンだけなんですよね。

 

これだけでもこの2組がどれだけM-1史上における功労者かどうかがわかりますね。製作が関西準キー局の朝日放送、共同制作に吉本興業が関わっているこの番組で、上記2組が優勝することって、本当にどえらい事なんでしょう。

 

その中で関西勢の牙城を初めて崩したのが2004年のアンタッチャブル。

Netflix やAmazonプライムにて今でも見れますが、15年経った今でも爆笑です。

 

 

そんな2004年を改めて振り返ってみるとここ数年は関西吉本勢で決勝進出者が埋め尽くされている大会としては珍しく、非関西勢がずらり。※南海キャンディーズ、タカアンドトシ、ポイズンガールバンド、トータルテンボス

 

f:id:wakita0810:20191203082728p:plain

 

それでも吉本勢しかいないこの中で優勝を勝ち取ってしまった彼らはやはり非関西吉本漫才師にとっての快挙、そして芸人たちの希望となったでしょう。

 

その当時もお笑いは好きだった私ですが、当時ははねとびや笑う犬、内Pやエンタの神様など、漫才にそこまで魅了はされておりませんでした。

 

でもそんな私が漫才に魅了され、劇場に足を運び、自分でも漫才をやるようにまでなった衝撃を与えてくれたのが紛れもなく2004年の彼らなのです。当時12歳の小学6年生でした。

 

そんな彼らの漫才がまたこれから見られるのかと思うとこれ以上の感動はありませんよね。

 

そんな私の人生を変えてしまったM-1グランプリを関東漫才師の視点から、ナイツの塙さんが徹底分析した著書もとんでもなく素敵なので、興味を持たれた方は是非ご一読を。

 

言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか (集英社新書)

言い訳 関東芸人はなぜM-1で勝てないのか (集英社新書)

 

 

”スペシャルアクターズ”に感動しすぎて9ヶ月放置してたブログを再開しちゃった。

f:id:wakita0810:20191104232437j:plain

 

もちろん内容に関するネタバレはいたしませんので悪しからず、、 

 

結論から言いますと今年見た邦画の中で一番の作品となりました。年明けから数えて31本の邦画を見ていたようですが、ぶっちぎりとまでは行かないまでも、一番。アルキメデスの大戦とか、賭ケグルイとか、七つの会議とかアイネクライネナハトムジークとか、見えない目撃者とか、好きな作品たくさんあったんですけど、私の中ではスペシャルアクターズが一番になっちゃいました。

 

どれくらい私の中ですごいかと言うと、9ヶ月くらい放置していたブログを再開しちゃうくらいです。それだけこの作品のことは何かに書き記しておきたいと思ったのでしょう。

 

最初は本当に『カメラを止めるな』の上田慎一郎監督の最新作というコトで、ただただそれだけのコトで興味を持ち、期待を込めて劇場に足を運びました。ただ、自分の中でもやはりカメ止めほどの衝撃を期待してはいけないと思っていて、そんな先入観をできるだけ捨てるようにして、可能な限りでのハードルを下げて行きました。

 

そんなことを忘れてしまいましたね。引き込まれてしまって。これは劇場でもう一回見ないと、、と思いつつ、どんどん劇場が減っていってしまっております。なので興味のある方は今日にでも劇場へ足を運んでください。ネタバレをすることが今回もできないので、どう魅力を伝えて良いのか分からないのですが、こんな人は見たら楽しめるんじゃないか、というのを私なりに内容に一切触れずに考えてみました。とは言え、なんとなく想像できちゃう可能性もなくは無いので、何も知りたくない方はこの画面を落として劇場に足を運んでください。※そもそもこんなブログ誰も見てねーよってのはやめてね。

 

私みたいに、恒常的に自己肯定感が低くて何をやっても上手く行かなくて将来が不安で真っ暗闇の中を彷徨っているような毎日をお過ごしの方は、絶対に見てください。人生観が大きく変わりましたとか、未来が明るく感じられるようになりましたとか、感じ方はもちろん人それぞれですけど、そんな大それたことは言いません。本当に軽い気持ちで見てください。ちょっぴり前向きな気持ちになれると思います。そこまで毎日鬱々としてはいないけど、時折暗い気持ちになってしまうそんなあなたも見てください。なんだかほっこりしたいなあと一瞬思ったあなたも見てください。というより、それ以前に映画として素敵な作品ですので、エンタメ好きなあなたは見てください。エンタメ好きじゃないあなたも、これを機にこの世界に浸かってみてください。こんなに素敵な世界があるんだと、感じれると思います。

 

予告編はこちらです。

 


映画『スペシャルアクターズ』予告 10月18日(金)全国公開

 

 上映中の劇場情報も、載せておきます。 

 

special-actors.jp

 

あれ、意外とたくさんの劇場でやってるじゃん、って油断しないでください。明日には劇場に運んでいただきたいです。

 

映画に限らず、初めて体験することって、やっぱり感動は一番大きいものです。私はこの映画を2回、3回みても楽しめますが、それでも初めて見たときあの感覚は2度と体験できないものです。もう一度、何も知らない状態でこの映画を見たいですね。この映画の初体験ができるあなたが本当に羨ましいです。カメラを止めるなを見た時も強く思いました。

 

世の中には面白いことがたくさんあります、好みは人それぞれですが、人に知られずに消えていくことほど悲しいものはないです。この作品に限らず、楽しいことがもっと広く認知される世の中を創りあげていきたいですね。

 

この映画を見たおかげで私の人生は大きく変わる予感がします。いつか上田監督やキャストのみなさんとお仕事ができるその日まで突っ走りたいと思います。

 

 

『私のおじさん』に見るテレビ業界の実態を元ADが徹底検証。第1話(前)

f:id:wakita0810:20190203143129j:plain


さあ、つべこべ言わず発信を継続しよう。

もう何も考えずにとにかくやってみようかと思います。

なんでこんなにだらけてしまうんでしょうね、人は。

 

 

続きを読む

センター試験の数日後に推しメンが卒業を発表して全てが崩壊した話。

f:id:wakita0810:20190119185423j:plain
 

きょうからセンター試験。

いつものようにシナリオ学校のある表参道に行くと、

青学で試験を受けるであろう高校生たちでいっぱい。

不安や、緊張や、自信や、さまざまな感情が顔から見てとれた。

でもどうか、失敗しても悲観しないでほしい。

10代はまだまだ無限の可能性を秘めている。

受験の結果がどうなろうと、

自分の進んだ先でどう行動するかでいくらでも人生は変わる。

大学で、自分の人生を是非見つけてほしい。

 

 

続きを読む

全ての人が『好き』に出会える世の中へ。

f:id:wakita0810:20190117222147j:plain

 

最近キングコングの西野さんがとても気になっている。

ずっと気になっていたんだけど、最近は特に。

『はねトび』でモンスター芸人たちをさばいている姿と、

M-1決勝で最高の漫才をしている姿しか知らない。

著書でも読んでみましょうかね。

 

続きを読む

ファンは推しメンに似てくる。-『ぎっしり歯ぐき』リリースイベント-

f:id:wakita0810:20190110223958j:plain


空き時間を有効活用すること。

意識しながら過ごせている気がする。

少しずつ、少しずつ、毎日の充実度を上げていこう。

続きを読む