お笑い初学者にM-1グランプリをオススメする理由。
元旦ですね。
朝から活動していたので、もう寝ます。
お笑いに興味を持ったあなたへ。
新年あけましておめでとうございます。
年の瀬頃から、テレビをつければお笑いの特番が増えてきていませんか?
特に年末年始はお笑い番組が毎年目白押しですね。
そんなお笑い番組を何気なく見ていて思わず笑ってしまい、
『笑うっていいな』
って思ったりした方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこから発展して、
『お笑いっていいな。もっと見たいな』
と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
年末年始は特に芸人さんのネタ番組が増える時期。
お笑いに興味を持った方、これを機に『お笑い好き』の扉をあけてみませんか??
M-1グランプリを見るのが一番良い。
お笑いに興味は持った!
もっとたくさん面白いネタを見たい!
けど、YouTubeにはネタ動画が多すぎてどれを見ていいかわからない。。
というそこのあなた。
まずは、自分の気に入った芸人さんの他のネタを見るのが一番良いです。
まあそんなのは当たり前なのですので、次行きます。
もっと面白い芸人さんのネタを見たい!
自分の知らない面白い芸人さんをもっと知りたい!
そう思ったあなたは、
M-1 グランプリ を見るのが一番いいでしょう。
(※もちろん漫才に限ります)
単純に最高レベルのネタ
M-1 グランプリ を見るべき理由の一つは、
単純に 芸人さんたちの漫才のレベルが最高峰だから です。
2001年に始まったM-1 グランプリ。
毎年の年末、その年で最も面白い漫才師を決めるためのトーナメント戦となります。
テレビで放送されているお笑いの賞レースは他にもたくさんありますが、
私の見る限り、M-1が最もレベルが高いでしょう。
そんなことを言われても、
そんなのはただの私の感想にすぎませんから、
きちんとデータに基づいて見ていきましょう。
① お笑い番組の中ではトップレベルの視聴率。
テレビの視聴率が低迷している昨今、
お笑い番組の中ではM-1グランプリはトップレベルの視聴率を誇ります。
2018年の視聴率は 17.8% (関西では28.2%)
10%を越えれば高視聴率と言われる近年のテレビ業界で、
この数字はかなりの高水準。
最高視聴率は2008年の23.7%(関西では驚異の35.0%)
国民の5人に1人(関西では3人に1人)が見ていたことになりますね。
ちなみに2008年は
NON STYLE が優勝、オードリーが準優勝、ナイツが3位だった年ですね。
もうこの三組の名前を見るだけで、
お笑い好きは どれだけレベルの高い戦いだったかわかるかと思います。
②M-1で頭角を表し、ブレイクした芸人の多さ
圧倒的に多いんですよね。お笑い番組の中では。
これはもう思いつき限り全部出してみましょうか。
※著者は2004年から見始め、
それぞれの芸人のブレイクを体感したのでそこからになります。
◆ 2004年
・アンタッチャブル(優勝)
・南海キャンディーズ(準優勝)
・麒麟(3位)
改めて見ると、この年の上位3組は全てブレイクしてますね。
◆ 2005年
・ブラックマヨネーズ(優勝)
ブラマヨはこれが直接的なブレイクのきっかけではないような気がしますが、
漫才の実力は全国ネットに知れ渡るきっかけとなったと思いますね。
◆ 2006年
・チュートリアル(優勝)
決勝ラウンドでの審査員7名、満場一致の優勝。
そんなことが起きたのは後にも先にもここだけでしょう。
◆ 2007年
・サンドウィッチマン(優勝)
史上初の敗者復活戦からの勝ち上がり優勝。
これは鳥肌が立ちましたね。
◆ 2008年
・NON STYLE(優勝)
・オードリー(準優勝)
・ナイツ(3位)
準優勝したオードリーが
NON STYLE よりもブレイクしたでおなじみの2008年。
ナイツの実力も全国に知れ渡ることとなった、歴代最高視聴率の年。
◆ 2009年
・ハライチ(5位)
『ノリボケ漫才』という斬新なスタイルで注目を集めたハライチ。
この年優勝のパンクブーブーは その後『THE MANZAI』で優勝するも、
大ブレイクへとはいたらず。。
◆ 2010年
・スリムクラブ(準優勝)
独特の間が斬新だったコント漫才により強烈なインパクトを残したスリムクラブ。
無名の芸人が一気にテレビにひっぱりだこに。
◆ 2015年
・トレンディエンジェル(優勝)
・メイプル超合金(7位)
それなりに頭角を現していたトレンディエンジェルがその実力を見せつけ、
堂々の大ブレイク。
カズレーザーの独特なキャラクターもブレイクのきっかけに。
ここ数年のM-1 決勝常連『銀シャリ、和牛、ジャルジャル、スーパーマラドーナ』
も出決勝に進出している。
◆ 2016年
・銀シャリ(優勝)
・カミナリ(7位)
三年連続で決勝進出した銀シャリが堂々の優勝。
クセの強い茨城弁とどつき漫才で頭角を現したカミナリも出場。
この年の決勝ラウンド3組『銀シャリ、和牛、スーパーマラドーナ』の激戦は
大会最高峰レベルの接戦だったように思える。
◆ 2017年
・とろサーモン(優勝)
・和牛(準優勝)
・ミキ(3位)
この年も決勝ラウンドは大接戦。
関西で売れっ子だったミキがその実力を全国に知らしめることとなった。
そのネタのスタイルが一躍有名になった『ジャルジャル』もこの年の功労者。
◆ 2018年
・霜降り明星(優勝)
関西でその実力を轟かせていた霜降り明星が堂々の優勝。
大ブレイク必至でしょう。
こうしてみると、
11回で19組 がブレイクしているんですよね。
1回の大会で1組はブレイクしているように感じます。
ここまで売れっ子芸人を排出している大会が他にあるでしょうか。
いや、ないでしょう。
とにかく見てみましょう。
M-1グランプリがどれだけレベルの高い大会かは伝わったでしょうか。
ここで興味を持ったらとにかくM-1を見てみましょう。
新しいものから見ていくことをお勧めしますね。
最新の2018年は公式に見ることはできませんが、
過去の大会は全てアマゾンプライムで配信中の模様です。
これをきっかけに、
楽しく笑って人生を過ごせる人たちがたくさん増えることを心から祈っています。